清潔感キープ!「毛が付かない」快適ストレッチパンツの実力
簡単に清潔感をキープできる大人カジュアルパンツを見つけました。エレカジ代表のスタイリスト森井です。化学繊維の発達によって、機能素材の進化が進んでいます。
パンツのストレッチについては、もはや基本スペックですが、今回発見した機能パンツは、「トリマーが認めるほど毛が付きにくいパンツがある」と言うのです。犬や猫などペットを飼っている方はご存じでしょうが、動物の毛は想像以上に服に付きやすいですよね。
私自身、叔母が5匹ほど猫を飼っているため、帰宅途中の姿を鏡で眺めたとき、服についた毛に悩まされました。ところが、このパンツは快適なストレッチ性にくわえ、動物と生活しながらも、毛が付かずに清潔感を担保できる代物だったのです。
のべ5,000人を超える買い物に同行してきたパーソナルスタイリストで、『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者がお伝えします。
ユニフォーム業界の知見を活かした機能パンツ
ストレッチや軽量化に加え、吸水速乾など、いわゆる機能パンツの特性が備わった「毛が付きにくい快適ストレッチパンツ」。
なかでも毛をつきづらくする効果は「帯電防止」機能によるもの。ユニフォーム業では認知されているこの機能は「静電気を溜まりにくくする効果」が備わっていると言うのです。低発塵性といって、ムダ毛のみならず、埃を寄せ付けにくくする効果もあります。
黒・紺・ベージュの3色。なかでも休日の大人カジュアルとして生かすならば、私は黒をおすすめします。昨今のトレンドを見る限り、今後も「カジュアルのモード化」が、より一層進んでいくことが予想されるからです。
カジュアルのモード化とは!?
アクティブで動きやすいパンツを、スポーティーにコーディネートする着こなしをアスレジャーと言います。たとえばスエットやフーディーといった運動性の高いアイテムを、都会的な大人カジュアルに落とし込むニューヨーク的なシンプルコーデです。
シンプルなアイテムを、白・黒・グレーといった無彩色や、紺・ベージュ・カーキなど準無彩色と呼ばれる色合いで組み合わせれば、大人カジュアルが容易に仕上がります。
これまでトレンドの最先端であるモードといえば、ドレス感あるモノトーン配色が一般的でした。というのもモードには「非日常」という世界観が含まれるため、配色のみならずテイストにハレの日にあたるドレスを含むものが多かったのです。
ところが昨今では、カジュアル由来のアイテムの素材感に工夫を施すことで、モードを演出する風潮が高まっています。「毛が付きづらい」という生活感を排除した機能は、昨今のモードカジュアルに取り入れやすいパンツなのではないでしょうか。
40代も大人ぽいコーディネート事例
ジャケットよりカジュアルなブルゾンに合わせましょう。このとき、スニーカーのアッパーソール色を、パンツ色に近づけることで脚長効果も期待できます。また生活感を排除するため、トップスの色数は絞りましょう。
たとえば、アウターとインナーの色数を合わせるパターンです。たったこれだけの工夫ですが、ストレッチパンツがこなれて見えるのです。
身長172センチ・体重62キロの森井が着用した場合、7センチほど裾上げが好ましいようでした。写真は、内側に生地を折り返して撮影しています。
モニター満足度90%以上!【トリマーが認めた】毛が付きにくい快適ストレッチパンツの詳細