全身ユニクロで決まる!スマートカジュアルの着こなし

ホテル内にあるような、ちょっと高級なレストランでよく見かける「スマートカジュアル」というドレスコード。

ホテル内にあるような、ちょっと高級なレストランでよく見かける「スマートカジュアル」というドレスコード。「で、結局は何を着ればいいの?」と迷うかも知れませんが、実はユニクロで買えるアイテムでクリアできちゃうんです。

スマートカジュアルとは

簡単に言うと、「カジュアルスタイル」と「スーツスタイル」の中間くらいのドレスコードです。「スーツを着なくてもいいけど、ポロシャツやTシャツだけじゃラフすぎる」くらいのゾーンのなかで、上品目に寄せたものと考えてください。

※スマートカジュアルの位置づけについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。「スマートカジュアルの着こなし術(男性編)」

ユニクロで大丈夫なの?

ドレスコードがあるような場所(レストラン)はそれなりの高級店なので、格安で、カジュアルのイメージが強いユニクロで大丈夫なの?と思いますよね。

ユニクロUSA

なんとなく、フリースを着ていくような想像をしてしまうかも知れませんが、それはもう10年以上前のユニクロの話。いまのユニクロで手に入るアイテムなら、うまく使えば充分戦えるんです。

「スマートカジュアル」をユニクロで組み立てるメリット

メリット1. 定番が多く、今年購入したアイテムは、来年も使える可能性が高い

ユニクロというお店は、シーズンごとに大量に服を企画・生産することで、質の高いアイテムをリーズナブルに提供してくれています。

メディアでは有名デザイナーとのコラボアイテムが話題になりますが、ビジネスとしては確実に売れる定番品をちゃんと作ることが重要なので、そこにもちゃんと力を入れているんです。「確実に売れるものを作る」この生産体制が「品揃えの中に定番商品が多い」という特徴につながっています。

メリット2. 安価な定番商品のクオリティが百貨店に並ぶ商品に近づいている

定番だからこそ、毎年マイナーチェンジを続けていて、生地やデザインのクオリティが上がって百貨店に並ぶようなブランド品に近づいています。

例えば「感動パンツ」「感動ジャケット」は、スポーツウェアで使われるようなポリエステルを使ってサラサラの肌触りを実現した商品。百貨店、セレクトショップで同等の素材を使ったアイテムは2-3万円しますが、ユニクロで6000円程度で売っているのは驚異的です。

メリット3. カラーバリエーションと柄のバリエーションがいい

一般的な紳士フロアの商品でスマートカジュアルを目指すと、とかく固くなりがちなんですが、ユニクロのアイテムは色や柄の選択肢が絶妙で、スマートカジュアルがビジネスっぽくならないというのが特徴です。

ユニクロで組み立てるスマートカジュアルの難しさ

その1. 組み合わせが難しい

一方で、ユニクロだけでスマートカジュアルの着こなしを完成させることには難しさもあります。定番であるということは、言い換えるとアイテム単品の存在感だけで勝負ができない(ブランドものの一点豪華主義みたいな着こなしができない)ということなんです。

つまり、アイテムの組み合わせ方でスマートさを見せなければいけないので、生地の質感や色の合わせ方に関するそれなりの知識が必要です。

その2. サイズの合わせ方が難しい

普通のお店でのMサイズがユニクロではSサイズだったりするので、本当に細身の人だと、アイテムの在庫がなくて、選択肢が少なくなってしまいます(オンラインでは入手できる場合もあります)。

ユニクロだけで揃えるスマートカジュアルの着こなし例&着画

1. 襟なし・春夏メインのスタイル

襟なし・春夏メインのスタイル

先に紹介したポリエステルを使ったジャケット&パンツを上下セットアップ(同じ色・柄の上下を揃える)にしています。ビジネスファッションにおけるスーツと同じことなので、すこしフォーマル感が出るため、インナーは崩してOKです。

この着こなしは、袖をたくし上げていることでのこなれ感がポイント。ポリエステル素材はシワになりにくいので、写真のようにたくし上げをすることでバランスが取れます。

これをウールのスーツでやると、シワが残ってしまうので注意してください。

靴は普段着なら白いスニーカーなどでいいのですが、ここでは「スマートカジュアル」の着こなしなので、スウェード素材のローファーにすることで上品さを足しています。

※靴とポケットチーフはユニクロではない別ブランドのものです。

2. 襟なし・春〜初夏のさわやかスタイル

襟なし・春〜初夏のさわやかスタイル

※靴、チーフ、ピンだけ別ブランド

セットアップではない(上下が違う素材・違う色)ので、よりカジュアルな印象になりますね。

スマートカジュアルとして許容される範囲については議論があるのですが、チノパンはOKだと考えています。ジャケットが機能性素材なので、素材的に馴染みの良いポリウレタン混紡のカラーチノパンを使っています。

チノパンというと、ついベージュを想像してしまいますが、ベージュのチノパンは作業着感がでてしまうので、スマートカジュアルでは避けましょう。

春の季節に合わせて、明るいブルーのチノ。ポリウレタンが柔らかさを出すので、ピタッとしてもきつそうに見えないのがポイント。明るいボトムスに合わせるなら、明るめのジャケットを(明るさを合わせるイメージ)、もしくは同系色で暗めのジャケットを選びましょう。

3. 襟あり・春もしくは秋のスタイル

襟あり・春もしくは秋のスタイル

※靴とラペルピンは別ブランド

定番で組み立てるスマートカジュアルでは、季節の素材感が重要になってきます。春秋にウールや麻はNGです。

この着こなしでは、色物のニットがポイント。これを入れるだけでビジネス感が消えます。ユニクロの色物ニットはオールシーズン3,000円くらいで買えますよね。秋ならウールの、春なら綿のニットを選んでください。

写真のジャケットはポリエステル&綿の混紡素材。伝統的なジャケパンスタイルの感覚だと、紺のジャケットにはデニムジーンズを合わせたくなるかもしれませんが、ドレスコード上ジーンズNGのお店も多いので、ポリウレタン混の黒チノパンにしましょう(黒でなくても、ジャケットとは異なる暗めの色であればOK)。

4. 襟あり・春〜初夏のスタイル

襟あり・春〜初夏のスタイル

※ラペルピンとチーフは別ブランド

インナーのシャツをノーネクタイで使う場合、襟の形と作りを考慮しましょう。ふつうのカジュアルシャツで、キーパーのついていないものだと、ジャケットのラペル部分と干渉して、襟が潰れてしまうことがあります(ちょっとみっともない)。写真のようなボタンダウンのシャツだと、第一ボタンを外していても襟の形をキープできます。

ノーネクタイで、ニットやベストなどを使わない場合、Vゾーンが簡素になりすぎて寂しくなるので、シャツの柄や色で華やかさを出しましょう。この着こなしでは、ジャケットが無地なので、シャツをブルーのチェック柄にすることで存在感を出しています。ボトムスもあわせ、明るさのトーンを合わせて調和させています。

5. スーツっぽさが抜けない例

スーツっぽさが抜けない例1

ジャケットとパンツは1.で紹介したセットアップのスタイルと同じです。そこにビジネス用の白シャツを合わせたらどうなるか。

カジュアルに寄せようとして、ニットネクタイを合わせてみましたが、印象は中途半端な結婚式のようです。ネイビー&白&クリームのネクタイ、という色の組み合わせ自体が結婚式感につながってしまいます。シャツをブルーの無地シャツに変えたとしても、バブル期のビジネスマン感が出ます。

スーツっぽさが抜けない例2

セットアップ&襟付き&ネクタイで行くなら、ギンガムチェックのボタンダウンのシャツを入れると一気にビジネスっぽさが消えます。これなら、固め寄りのスマートカジュアルとして成立しますね。

スーツっぽさが抜けない例3

前のスタイルではまだ固すぎると思う場合の展開としてこちら。

ジャケットをグレーに変えて上下がセットアップではなくなったことで、スーツ感が消えます。ネクタイありのスマートカジュアルの王道パターンの組み合わせになると思います。

やはり、セットアップ前提なら、インナーは襟なしのほうが組みやすいです。

スーツっぽさが抜けない例4

ちなみに、さきほどのスタイルからネクタイを外したものがこちら(ジャケットの襟が崩れてます、すいません)。

固さを取るという意味では程よい感じですが、今度はVゾーンが物足りなくなってきます。

まとめ

ユニクロだけで組み立てるスマートカジュアル、いかがでしょうか。充分な上品さをもちつつ、ジャケットの色を変えただけ、インナーのシャツを無地から柄に変えただけで印象が大きく変わるのがおわかりいただけたと思います。

コーディネートの知識がないとなかなか難しいかと思いますが、失敗する前提でジャケットを何パターンか買っても、ユニクロだからそんなに高くないですし、失敗したくなければエレカジのパーソナルスタイリストに頼めば、サイズ感も含めピッタリのものを合わせて選んでもらえますよ。

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